定年バックパッカー海外放浪記

2017年5月7日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

次期大統領最有力候補は信頼できる経験豊富な政治家

 「李明博も朴槿恵も韓国民が自由公正な選挙で選んだのになぜ彼らを全否定できるのか。韓国民にも責任があるのではないか」と質すと「韓国では中高年層の投票率が高くて若年層の投票率が極端に低いことが原因で2人を選んでしまった。中高年は長年の保守政治に慣れてしまっていた。キャンドル革命は多数の中高生も含む若年層主体の政治運動であったので次回選挙では正当な結果が期待できますよ」と意気込む。

 3人とも現在支持率トップの文在寅氏を支持するという。理由を聞くと単純で「すべて朴槿恵と反対の政策を掲げているからです。彼は弁護士で廬武鉉政権でも活躍した政治家なので信頼できます。朴槿恵を支持していたような保守系候補だけは絶対にダメです」とのこと。具体的政策論ではなく感情論・善悪論で判断するのが韓国民主主義らしい。

ダージリン駅とグーム駅の中間地点の公園となっている待避所で停車中のトイ・トレイン

韓国は歴史的に中国の一部であったことはない

 習近平とトランプ会談における「朝鮮半島は歴史的に中国の一部であったことがある」という発言については、韓国政府よりも強硬に反発。高麗が元の支配下にあったことや、歴代李氏朝鮮王朝が中国の保護国として朝貢外交により政権を維持してきた史実は知らないようであった。

 3人ともに素晴らしい若者であるがどうして客観的史実や国際政治の現実から乖離した思考をするのか大変残念に思った。やはり長年積み上げてきた韓国の愛国反日教育が彼らの思考を歪めているのであろうか。一度韓国の歴史教科書を読んでみたいと思った。

■修正履歴
2ページ目「セマウル号事件発生時における朴槿恵の空白の時間の問題の解明のほうが韓国民には重大ですよ。」との記述に誤りがございましたので、次のとおり修正いたしました。「セウォル号事件発生時における朴槿恵の空白の時間の問題の解明のほうが韓国民には重大ですよ。」謹んでお詫び申し上げます。(2017/05/09)

  
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