WEDGE REPORT

2017年5月15日

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崔 碩栄 (チェ・ソギョン)

ジャーナリスト

1972年韓国ソウル生まれ。韓国の大学で日本学を専攻し、1999年渡日。関東地方の国立大学で教育学修士号を取得。日本のミュージカル劇団、IT会社などで日韓の橋渡しをする業務に従事する。現在、フリーライターとして活動、日本に関する紹介記事を中心に雑誌などに寄稿。著書に『韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態』(彩図社刊)、『「反日モンスター」はこうして作られた-狂暴化する韓国人の心の中の怪物〈ケムル〉』(講談社刊)がある。

 現在韓国内では、文在寅支持者たちさえ任氏の秘書室長内定に驚きを隠せずにいる。20年以上前の出来事にしても、彼が北朝鮮に派遣した女子大学生林秀卿氏が金日成と抱擁を交わしたというその衝撃が残っているためだ。

大統領秘書室長というポストは総理よりも莫大な権力を持つ

 10日現在、韓国のポータルサイトでは任氏の内定と同時に任氏と林秀卿氏の経歴に関する検索が集中し、検索キーワードランキングの上位圏に二人の名前が表示されている。

 韓国において大統領秘書室長というポストは総理よりも莫大な権力を持つといわれる。大統領の「腹心」でなければ座れない席だ。文大統領も盧武鉉政権時代に秘書室長を務めることで知名度と人気を高め、自分の政治家としての地位を確固たるものにした。

 つまり、将来の大統領候補の座を狙うことができるポストだということだ。果たして文在寅政権下で、彼と彼の仲間たちが韓国をどのように変化させるか、目を離すことができない。

  
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