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2012年3月号

2012年220日発売

定価401円(税込)

特集

吉良と赤穂、それぞれの「義士」たち

林 義勝・写真

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特集

吉良と赤穂、それぞれの「義士」たち

主君浅野内匠頭の仇を討たんと、三河吉良の領主吉良上野介邸に 討ち入った播州赤穂の浪士、四七人。 みごとに本懐をとげた彼らは、翌年の春に切腹します。 元禄一六(一七〇三)年二月四日、新暦でいえば三月二〇日のことでした。 のちに浅野の家臣たちは庶民にもてはやされ義士と呼ばれ、 浄瑠璃に芝居にと有名になりましたが、 吉良は一方的に悪者にされてしまいます。
しかしこの討ち入りまでの経緯は、当時から多くの議論を呼んでおり、 少なくともどちらかが一方的に責められるべきではありませんでした。 時は元禄泰平。関ヶ原から一世紀が経ち、武士たちの信じる 「武士としての生き方」は、戦いの世とはすでに違ってきていました。
当時の状況や「武士道」の変遷、また現在の赤穂と吉良への取材などから、
三〇〇年前の義士の行動を、現代の私たちはどう評価することができるのか、 また彼らの思いはどのように生きて受け継がれているのかを探ります。

林 義勝・写真