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2019年11月28日

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デイヴ・リー北米テクノロジー記者

ツイッターは、6カ月以上更新されていない休眠アカウントを削除する計画を「一時中断」すると発表した。ユーザーから、亡くなった人のアカウントが削除されることへの苦情など、批判が相次いだため。

ツイッターはこれを受け、故人アカウントを「追悼する」機能を付けるまで、休眠アカウントの削除を行わないと、方針をツイートした

また、これまで追悼機能がなかったことについて「我々の責任だ」と、連続ツイートで認めた。

一方、休眠アカウントの削除は規制上の懸念を受けた措置だと説明。準備が整った暁には、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に対応するため、EU加盟国から削除を開始すると述べた。

ツイッターは連続ツイートで事態を説明し、「混乱を招いたことを謝罪するとともに、今後の動きについてその都度お知らせします」としている。

故人アカウント「考慮せず

ツイッターは25日、6カ月以上ログインしていないユーザーに電子メールを送付。12月11日までにログインして最新の利用規約に同意しない場合はアカウントが削除されると警告した。

このメールの存在が報道された後にツイッターは、故人が生前使っていたアカウントが削除されることについて、批判が出る可能性を考慮していなかったと認めた。

投資会社スケールワークスのコミュニケーション・オフィサーを務めるドリュー・オラノフ氏はテッククランチへの寄稿で、数年前に亡くなった父親のアカウントを今でもチェックしていると話し、ツイッターの計画を知ったときには「心が沈んだ」と語った。

「変なことかどうかは別にして、私はそうやって父を思い出し、父の魂を生きながらえさせていた。父のツイートは、父が世界と共有した瞬間が刻まれたものだ」

「ツイッターはそれをごっそり、ごみ箱の中の紙くずのように取り除こうとしている」

フェイスブックなど他のソーシャルメディアでは、故人のアカウントを「追悼アカウント」として保存する代わりに、乱用防止のために新規投稿などを制限する方法を提供している。

ツイッターは今回、同様の機能を実装すると表明した。

その上で、「(EUの)GDPRに従った上で、休眠アカウントについては、世界の他の規制に即したものになるよう、そしてサービスの品質を保証するものになるよう、休眠アカウント対策を将来的に拡大するかもしれない。その場合は皆さんに連絡します」と書いている。

(英語記事  Twitter account deletions on 'pause' after outcry

提供元:https://www.bbc.com/japanese/50582491

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