2021年1月23日(土)

京都医塾

2020年12月20日

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高い合格率で知られる医学部専門予備校が京都にある。何度目の挑戦だろうと医師への道をあきらめない若者たちが親元を離れてここに集まるという。
我が子の未来を京都に託し勝利を手にした親も数多い。
京都留学――苦難を乗り越え合格を果たした受験生の物語を追った。

頑張ればきっと春は来る
四度の挑戦で実った夢

 

 「これで終わったと思うなら、もうそこまでだよ。最後にもう少しだけやってごらん。きみなら必ず、抜け出せるから」

 絶望のあまり泣き崩れていた彼女に、講師の言葉はやさしかった。この1年、それまでの予備校とはまったく違う指導を受け、質も量も遥かに超える勉強を続けてきたはずだった。なのに不合格。2月の前期医学部入試で全滅。その結果を受け、政田彩映さんの心は凍りついてしまったのだ。

 医学部は一般に、前期より後期の倍率が高く、難度も上がる。だが、望みはある。この予備校では実際に逆転劇を演じた生徒も少なくない。自分を信じ、講師を信じて頑張れば、きっと春は来る。先輩や友人の声にも勇気をもらい、支え続けてくれた両親の愛に報いるためにも、政田さんは最後の決戦に死力を尽くす覚悟を決めた。

 その直後、思考力そのものから鍛え直すという、この予備校で身に染み込ませた基礎学力が開花する。後期試験の首尾は上々。見事に二つの医大から悲願の合格を手に入れた。「最後まであきらめなくて本当によかった」と彼女は笑う。三年間の浪人生活を経て、実に四度目の挑戦で訪れた春だった。

実力と弱点の徹底分析
信じて選んだ「京都留学」

 政田さんがそこまで医学部進学にこだわったのは、医師の道への断ち切れない想いがあったから。小学生の頃、仲良しだった友だちが白血病を患い、苦しみながらもやがて寛解していく様子を間近に見た。喜びに満ちたその笑顔に、自分も必ず医師になり、苦しむ子どもたちを救うのだと心に決めた。

 しかし、現実は甘くない。現役時代は意識も努力も足りずに惨敗。一浪・二浪目は親元を離れ、猛特訓で知られる大手予備校で寮生活を送るが、集団指導についていけずに終わる。固定化されたカリキ ュラムの下、講師の反応も薄く、お仕着せの課題をこなすだけだった。自分に合った勉強法も弱点も見えてこないまま、偏差値50そこそこで停滞する。

 今の医学部合格ラインは偏差値65が常識。60以下は皆無に近い。これでは埒があかないと、両親とともに三浪目に望みを託したのが、京都の医学部専門予備校だった。

 規模は小さく、入塾試験もないため疑心暗鬼で訪れたが、「実力分析の凄さに圧倒された」と言う。最初のカウンセリングと体験授業、達成度テストに約20時間をかけ、何ができて何ができないのか、どんな思考の仕方でどんな勉強をしてきたかなど、一般の模試では計り知れない本当の実力をあぶり出すという。

 そこまでして下される判断は、当然厳しいものになる。各教科の担当講師から目の覚めるような分析結果を聞き、弱点を指摘されたとき、親子の意志は固まった。

完全オーダーメイド
個別プランが導く成果

 この予備校――「京都医塾」では、最初の実力分析をもとに合格までの最適プランを個別に策定する。だから、一人ひとりカリキュラムは異なり、さらに成長度合いを見ながらプランは幾度となく修正される。講師の多くは正社員で常駐するため、いつでも相談できる安心感も政田さんがここに決めた理由の一つだ。聞けば、生徒一人につき講師13人が1チームとなり、学習・生活の両面でサポートするという。授業は自分専用ブースでのマンツーマン指導。これに少人数レベル別の集団授業を適宜組み合わせるシステムだ。

 「京都留学」半年にして、政田さんの偏差値は60に到達。何がそうさせたのか。「学問の本当の面白さを教えてくれた講師のチカラと支え」と彼女は迷わず言った。

自分専用ブースで行われるマンツーマン授業。保護者を交えた三者面談も年5回実施。 写真を拡大
競争心を刺激し自己を相対化するための集団授業も織り込む。 写真を拡大
自宅の勉強部屋さながらに1日十数時間を個人ブースで過ごす。 写真を拡大
校舎入口には全身消毒ゲートがあり、新型コロナウイルス感染対策も万全。 写真を拡大