BBC News

2021年2月21日

»著者プロフィール

イギリス王室のチャールズ皇太子は20日、父エディンバラ公フィリップ殿下(99)が入院している病院を訪問した。

フィリップ殿下は16日に体調が優れないとして、「大事を取って」ロンドン市内のエドワード7世病院に入院した。

バッキンガム宮殿はBBCの取材に対し、殿下の入院は来週まで続くだろうとの見方を示している。

入院の直接の理由は明らかにされていないが、新型コロナウイルス関連ではないという。王室によるとフィリップ殿下とエリザベス女王は1月、ウィンザー城の専属医師から新型ウイルスのワクチン接種を受けている

王室関係筋によると、フィリップ殿下は入院時、補助なしで歩いて病院内に入った。殿下は6月で100歳になる。

チャールズ皇太子とカミラ夫人を代表する王室邸宅「クラレンス・ハウス」によると、皇太子は20日午後に30分ほどフィリップ殿下を見舞った後、ハイグローヴの邸宅に戻った。

イングランドは現在、パンデミック対策のためロックダウン下にあるが、入院患者のお見舞いは自宅を離れる「妥当な理由」とされている。しかし多くの病院が来訪者受け入れを厳しく制限している。

エドワード7世病院のウェブサイトには、パンデミック中の訪問は「例外的な状況に限られる」と書かれている。

こうした中、王室関係者は公務を続けている。エリザベス女王は18日も人と対面する式典に出席。ウィンザー城で行われたナイトの叙任式は、人数が制限され、社会的距離が保たれる環境で行われた。

チャールズ皇太子は同日、カミラ夫人(コーンウォール公爵夫人)と共にバーミンガムのエリザベス女王病院を訪問し、パンデミック下での国民保健サービス(NHS)スタッフの働きを称えた。

フィリップ殿下は2019年12月にも「念のため」、「持病」の治療を受けるためにエドワード7世病院に4日間入院した。クリスマス・イヴの24日に退院し、クリスマスはサンドリンガム邸で女王と過ごした。

これまでにも冠動脈疾患や膀胱炎で治療を受けているほか、2013年には腹部の検査手術を受けている。

昨年7月に行われた孫のベアトリス王女の結婚式にはエリザベス女王と共に参列。昨年3月に新型ウイルスのロックダウンが始まって以降、2人が家族の集まりに参加したのはこれが初めてだったとみられる。

直近では、今年1月にウィンザー城でイギリス陸軍ザ・ライフルズ名誉連隊長の称号をコーンウォール公爵夫人に譲る式典に参加した。

(英語記事 Duke of Edinburgh: Prince Charles visits his father in hospital

提供元:https://www.bbc.com/japanese/56143737

関連記事

新着記事

»もっと見る