BBC News

2021年9月21日

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ロシア中部ペルミの大学で20日、男性が発砲し、6人が死亡、28人が負傷した。

発砲事件は20日午前11時頃、首都モスクワから東に約1300キロ離れたウラル地方にあるペルミ国立大学で起きた。当初の発表では8人が死亡したとされたが、その後6人に訂正された。

当局によると、男性はペルミ国立大学の学生で、徒歩でキャンパスに来て発砲し始めたという。

現場に居合わせた学生や教師は大学の建物内にバリケードを築いた。叫び声をあげたり、窓から飛び降りたりする人もいた。

男性は駆け付けた警官との銃撃戦で撃たれ、拘束された。

現場に最初に到着した警官コンスタンチン・カリーニン氏は、男性から銃やナイフを奪った後、応急処置をした。

ウラジーミル・プーチン大統領は声明で、この銃撃事件は「子供を失った家族だけでなく、国全体にとって大きな損失をもたらした」と述べた。

学生が散り散りに逃げ出す

ペルミ国立大学のある教授は、学生たちが「恐怖のあまり、叫びながら外に飛び出してきた」と、大学の建物から逃げ出してきた時の様子をBBCに語った。

「学生の1人が私に、発砲があったと言ってきた。銃声が聞こえて、みんな散り散りに逃げ始めた。私は2つ目の建物にいる教え子たちのところへ向かった。ずっと銃声が聞こえていた」

ほかの学生たちは、銃撃犯から逃れようと教室に閉じこもった。

「教室には約60人がいた。私たちはドアを閉めて椅子でバリケードをつくった」と、学生のセミョン・カヤキン氏はロイター通信に述べた。

ロシアのテレビ局は、学生たちが窓から飛び降りる様子をとらえた映像を放送した。

https://twitter.com/rentvchannel/status/1439844137356955654


犯行動機は

報道によると、男性は単独犯で、政治的・宗教的な動機はないと話しているという。

男性はソーシャルメディアの投稿の中で、自分は憎しみに駆られ、他人に危害を加えるつもりだと述べている。

ロイター通信によると、男性のものとみられるソーシャルメディア・アカウントは、「長い間、このことを考えていた。何年もたち、夢見ていたことを実行する時が来たと気づいた」としている。

ロシアでは5月にも、19歳の別の男性が中部カザンにある母校で発砲し、9人が死亡する事件が起きている。

(英語記事 Gunman kills six at Russian university

提供元:https://www.bbc.com/japanese/58634600

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