BBC News

2021年10月13日

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アメリカは12日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したメキシコとカナダからの渡航者について、11月から入国を認めると発表した。

アメリカは今年3月以降、新型ウイルス対策として、国境を接するメキシコとカナダからの入国を制限してきた。

国土安全保障省(DHS)はこの日、不要不急の用件であっても、対象者は陸路または海路でアメリカに入国できるとする声明を出した。

また、来年1月からは、必要不可欠な用件での移動も含め、メキシコとカナダからの入国者には全員、ワクチン接種完了の証明の提示を義務付けるとした。

同省のアレハンドロ・マヨルカス長官は、「安全かつ持続可能な方法での通常の移動を再開するため、取り組みを進められることをうれしく思う」と表明した。

ただ、いつ通常の移動が再開されるかは明らかにしなかった。

ファイザーやモデルナ製などが対象

ジョー・バイデン政権は9月、ワクチン接種完了者を対象に、11月から入国規制を緩和する方針を示していた

疾病対策センター(CDC)は先週、アメリカを訪れるすべての人について、世界保健機関(WHO)と米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を認めたワクチンを接種している必要があるとした。

アメリカでは現在、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ファイザー/ビオンテック、モデルナの各社製造のワクチンが承認されている。

WHOはこれら3社に加え、アストラゼネカ/オックスフォード、シノファーム、シノヴァクが製造したワクチンを認めている。

アメリカの現在の規制では、過去14日以内にイギリス、中国、インド、南アフリカ、イラン、ブラジル、ヨーロッパの多くの国々を訪れた米国民以外の人々は、アメリカに入国できない。

今回の発表に対しては、カナダとの国境を抱える州から選出されている議員らから歓迎の声があがった。

チャック・シューマー上院院内総務(民主党、ニューヨーク州選出)は、「バイデン大統領は正しいことをした」と称賛した。

新型ウイルスの世界的流行が発生して以降、アメリカでは4200万人以上が感染。67万人超が感染症COVID-19により死亡している。

(英語記事 US to reopen borders with Mexico and Canada

提供元:https://www.bbc.com/japanese/58895406

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