ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、最新動向だけでなく、複雑な歴史的背景や軍事戦略、地政学への関心が高まっています。世界情勢に関する知識を補い、今の事態を理解するために役立つウェッジブックスお薦めの2点をご紹介します。

 1 逆さ地図で解き明かす新世界情勢 東アジア安保危機と令和日本の選択

松本利秋 著

 

逆さ地図で解き明かす新世界情勢 

東アジア安保危機と令和日本の選択

松本利秋 著

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北が上になっている地図を見慣れた日本人に発想の転換を迫るのが「逆さ地図」。確かに向きを変えるだけでも、中国大陸を取り囲むように日本列島が連なり、まるで中国が太平洋に進出するのを阻むかのような位置にあるのがわかります。この「逆さ地図」を用いて地政学的な視座から国際情勢を読み解き、今後のシナリオまで描く画期的な本が登場しました。

 ウクライナ侵攻で動向が気になる隣国・ロシア。北方領土問題は長年の懸案となっていますが、実は北方領土に住む住民のほとんどはウクライナ人であるという事実はあまり知られていません。本書ではそのあたりの真相をはじめ、北方領土が開発特区として北極海航路の起点となる可能性、米宇宙軍創設、AI戦争…といった気になる最新トピックにも言及。ウクライナ侵攻の地政学的な根源も理解できる1冊です。

2 戦略の地政学 ランドパワーVSシーパワー

秋元千明 著

 
戦略の地政学
ランドパワーVSシーパワー

秋元千明 著

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地域紛争の多発、国際テロの激化、中国やロシアの拡張主義、ポピュリズムの昴揚による民主主義の危機……世界が予測不能領域に入りつつある「今」を読み解くには、「地政学」が鍵になります。

地政学とは、いったい何か?

大国(米国、中国、ロシア)は、地政学をどのように利用しているのか?

ロシアによるウクライナ侵攻の論理とはなにか?

安全保障の専門家が多数の地図を元に、国際情勢の基本を読み解く1冊です。