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BBC News

2022年11月21日

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暗号資産(仮想通貨)の大手交換業者FTXが経営破綻した。上位債権者50人に対する債務は約31億ドル(約4400億円)に上ることが、同社が裁判所に提出した19日付の資料で明らかになった。

FTXは今月11日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。上位債権者10人に対しては約14億5000万ドル(約2000億円)の債務を負っているとしているが、債権者の名前は公表していない。

世界第2位の暗号資産交換業者の経営破綻は、すでに問題が生じている暗号通貨市場の信頼を揺るがすこととなった。

FTXの共同創業者のサム・バンクマン=フリード氏は最高経営責任者(CEO)を辞任した。

FTXが14日付で裁判所に提出した資料によると、債権者は投資家や企業など100万人を超える可能性がある。

同社は19日、世界の保有資産の見直しを開始し、一部事業の売却や再編を計画していると発表した。

破産申請の法廷審理は22日に予定されている。

FTXに資産を預けている人のもとに、破産手続きが終わる時点でどれくらいの資産が戻ってくるのかは不明だ。多くの専門家たちは、預けたうちのほんの一部しか戻ってこない可能性があると警告している。

FTXのジョン・レイ新CEOは先週、破綻に追い込まれた同社の運営方法を非難。「企業統制がこれほどにまで完全に失敗している例は見たことがない」と述べた。

また、「信頼できる財務情報が全くない」と批判した。

バンクマン=フリード前CEOはニュースサイト「Vox」に対し、破産申請を残念に思うとし、この決定により自分では財務問題が制御できなくなってしまったと語った。また、金融規制当局に対する軽蔑も示した。

(英語記事 Crypto exchange FTX owes biggest creditors $3.1bn

提供元:https://www.bbc.com/japanese/63698663

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