2023年2月8日(水)

BBC News

2023年1月8日

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中国でこのほど、政府の新型コロナウイルス政策に批判的なソーシャルメディア・アカウントが1000件以上、凍結された。中には数百万のフォロワーがいるアカウントもあった。

中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」は、中国人の新型コロナウイルス専門家に個人的な攻撃を行ったアカウントを凍結・禁止したと発表。ただし、この措置のきっかけになった投稿などは特定しなかった。

中国は昨年12月に「ゼロコロナ」政策を取りやめた。その後、新型ウイルスによる感染者と死者が急増している。

インターネット上ではこれまで、ロックダウンや数週間にわたる隔離など、厳しいコロナ対策の強制への批判が多かった。

しかし最近では、数週間前まで支持していた感染症対策を突然取りやめたことを擁護する専門家などに、批判の矛先が向いていたという。

微博は、専門家や学者、医療従事者などへの攻撃など、約1万3000件の規約違反を見つけたと説明。1120件のアカウントに対し、一時的、あるいは永久的な凍結措置を実施したという。

「自分と意見の違う人を侮辱したり、個人攻撃や対立を煽るような意見を公表することは許されない(中略)このコミュニティーを破壊するような動きには、厳重に対応する」と、微博は声明で述べている。

陰暦の正月への懸念

中国では7日から、40日間にわたる陰暦の正月が始まった。

同国の運輸省は、陰暦の正月期間に20億人以上が移動するとみていると発表。前年比99.5%増え、パンデミック以前の2019年の70%まで達するとみている。

これにより、特に十分な設備や集中治療室、人工呼吸器などが少ない地方で、新たな感染の波が起きるのではと懸念されている。

中国はさらに8日から、外国からの入国者の隔離措置を撤廃する。そのため、多くの中国人が3年ぶりに国外に旅行できるようになる。

(英語記事 China suspends accounts of Covid policy critics

提供元:https://www.bbc.com/japanese/64201076


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