ウクライナ東部バフムートでは、「クリスマス停戦」のかけ声もむなしく、砲撃と戦闘が絶え間なく続いている。
1月7日はロシア正教会にとってのクリスマスだった。これに先駆けウラジーミル・プーチン大統領は5日、セルゲイ・ショイグ国防相に対し、モスクワ時間6日正午(日本時間同日午後6時)からウクライナの前線で36時間の停戦を実施するよう命じた。
プーチン氏はウクライナに同調を求めたが、ウクライナ政府は「プロパガンダのジェスチャー」で「つまらない策略」だと反発し、早々にこれを拒否した。
BBCのウクライナ特派員ジェイムズ・ウォーターハウス記者が、砲撃音の鳴り響くバフムートから報告する。
(追加取材: シヴォーン・リーヒー、ハナ・チョルノス、ポール・フランシス、アルテム・ビロフ