イスラエルによる空爆を受けた、パレスチナ自治区ガザ地区の中部デイル・アル・バラフの破壊の様子を、ドローンが撮影した。
街の通りは、倒壊した建物の大きながれきに覆われている。
空爆によって破壊されたビラル・ビン・ラバフ・モスク(イスラム教の礼拝所)の跡地も見える。
ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは10月7日にイスラエル南部を襲撃し、約1400人を殺害。約230人を人質として連れ去った。それ以来、イスラエルはガザ地区に空爆を続けており、地上侵攻も開始した。
国連は、この攻撃によってガザ地区の人口240万人の半数以上が家を追われ、建物数千棟が破壊されたと指摘している。
ハマスが運営するガザ地区の保健省によると、同地区ではこれまでに8000人以上が殺された。