2023年12月1日(金)

BBC News

2023年11月6日

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ドイツのハンブルク空港で4日夜8時ごろ、銃を持った男性(35)が4歳の娘を乗せた車で駐機場に侵入し、立てこもった。警察によると、容疑者は約18時間後に投降し、逮捕された。

容疑者は娘を乗せた車を、航空機の下に止めていた。

警察によると、容疑者は空中に2回発砲し、火炎瓶を車外に投げた。爆発物を所持していたかどうかは不明。

容疑者は最終的に「無抵抗で」投降し、逮捕された。「子どもは無傷のようだ」と、警察はソーシャルメディアに投稿した。

警察は後に、離陸準備中の民間航空機のそばに容疑者の車が停止したことを明らかにした。機内の乗客は全員、無事に避難したという。

この立てこもりにより、同空港を発着する一部の便に乱れが生じた。その後に運航が再開されたが、大幅な遅れが出た。空港側によると、この日は計286便に約3万4500人が搭乗する予定だった。

空港にいた数百人の利用客は、ホテルに宿泊することとなった。

容疑者は車をトルコ航空機の下に止めたと、地元メディアは伝えた。

親権争いか

ハンブルク警察の報道官は5日、容疑者は子供の親権をめぐる当局の決定の一部に同意せず、子供を連れてトルコに行こうとしていたと説明した。

当局は事件後、容疑者が「元妻との親権争いにより、例外的な心理状態にあった」と説明。元妻と口論になり、娘を連れ去ったという。元妻は、緊急通報し、誘拐だと訴えている。

容疑者はトルコ国籍で、昨年も許可なく娘を連れてトルコに渡航したとして捜査を受けた。元妻がその後、娘をドイツに連れ帰った。

ハンブルクの市長は「母親と子供、そしてその家族が、この恐ろしい経験に対処できるよう、多くの力を得られることを祈る」とソーシャルメディアに投稿した。

(英語記事 Hamburg Airport hostage drama ends after 18 hours

提供元:https://www.bbc.com/japanese/67330026


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