アイルランド系イスラエル人のエミリー・ハンドちゃん(8)は、10月7日にパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスがイスラエル南部を攻撃した際、住んでいたキブツで殺されたとみられていた。
しかしイスラエル国防軍は現在、エミリーちゃんが人質としてガザ地区に連れ去られた可能性が高いとみている。
ダブリン在住の父親トーマス・ハンドさんは、3週間前の取材で、エミリーちゃんが死んだと知らされた時には、娘がもう苦しまないこと、ガザ地区で恐怖の中で生きていないことがわかって、むしろほっとしたのだと語っていた。
だが人質になっている可能性が高いことがわかった今、その発言を後悔していると述べ、「これは希望です。生きて連れ戻すことを願うしかありません」と話した。