2025年4月20日(日)

BBC News

2025年4月16日

米ハーヴァード大学は14日、ホワイトハウスから反ユダヤ主義との闘いで必要だとして示された、学校運営や雇用、入学審査などに関する要求をはねつけた。これを受けてドナルド・トランプ政権は、同大学に対する20億ドル(約2870億円)超の政府助成金を凍結すると発表した。アメリカの学生らは、これをどう受け止めているのか。

ハーヴァード大学への助成金の凍結を発表した数時間後、トランプ大統領は、同大学の税制上の優遇措置を取り消す可能性にも言及した。

こうしたなか、バラク・オバマ元大統領は15日、ソーシャルメディアへの投稿で、ハーヴァード大学が、政府助成金の凍結をちらつかせて大学に方針転換を迫るトランプ政権の要求を拒否したことを称賛した。オバマ氏がトランプ政権を批判する投稿をしたのは、トランプ氏の大統領就任以来初めて。

ハーヴァード大学法科大学院の卒業生であるオバマ氏は、大学への助成金の凍結は「違法で、下手な」やり方だと指摘した。

そして、ほかの教育機関に対し、トランプ氏の要求に譲歩しないハーヴァード大学に続くよう呼びかけた。

BBCは、米エリート大学に対するトランプ氏の措置についてどう思うか、首都ワシントンの複数の大学の学生に話を聞いた。

(ビデオ制作:ブランカ・エストラーダ)

提供元:https://www.bbc.com/japanese/articles/cr5dq677m01o


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