中国の東海岸に位置する浙江省義烏市は、アメリカとの貿易戦争の最前線に位置している。
世界最大の卸売市場と、30カ所以上の港がある同市は、昨年の中国の対米売上高の17%を占めた。
中国は昨年、340億ドル相当のおもちゃを輸出したが、そのうち約100億ドル相当はアメリカ向けだった。
しかし現在、中国からアメリカへの輸出品には、最大245%の関税がかけられている。
こうしたなか、義烏市の工場や市場の人々、ビジネスマンや輸出業者たちは、ドナルド・トランプ大統領のアメリカ以外にも選択肢があると言う。
ローラ・ビッカー中国特派員が報告する。