注:冒頭から痛ましい映像が流れます
パレスチナ・ガザ地区で、援助物資の不足によって、飢餓と栄養不良のリスクが高まっている。
イスラエルは9週間前にガザへの人道支援をすべて遮断。その後、ガザのイスラム組織ハマスに人質解放の圧力をかけるためとして、軍事攻撃を再開した。
国連は、イスラエルの援助遮断を残酷な集団的懲罰だと指摘している。
ガザ地区の小児病院では、特別なミルクを必要とする乳児が栄養不良と脱水症状に見舞われている。
また、地域で食事を提供している組織は、あと数日で物資が尽きるとしている。
一方でイスラエルの与党議員は、ガザ地区には「飢えた子供はいない」、「物資は十分にある」と主張。
イスラエル政府も、ハマスが物資を盗んでいると非難している。
イスラエルが国際報道機関のガザでの取材を禁止しているため、独自の検証ができないなか、ファーガル・キーン特別特派員がイスラエルとガザの境界から報告する。