2025年5月23日(金)

BBC News

2025年5月9日

キリスト教カトリック教会の教皇庁(ヴァチカン)は8日夕、新しい教皇にアメリカ出身のロバート・プレヴォスト枢機卿(69)が選ばれたと発表した。教皇名は「レオ14世」。

教皇選挙会議(コンクラーヴェ)が開かれていたシスティーナ礼拝堂の煙突から同日午後6時過ぎ、第267代のローマ教皇が決まったことを世界に伝える白煙が上がった。4回目の投票で、新教皇が決まった。

新教皇の選出を待っていた約4万人が聖ペトロ広場で喜びにわく中、白煙の約1時間後、聖ペトロ大聖堂のバルコニーに、まずドミニク・マンベルティ枢機卿が現れ、「ハベムス・パパム(Habemus Papam、私たちは教皇を得ました)」とラテン語で宣言。プレヴォスト枢機卿が新しい教皇に選ばれたと発表した。

プレヴォスト枢機卿はアメリカ・シカゴ出身で、南米ペルーで長く司祭として活動した後、2023年に教皇フランシスコによって枢機卿に任命された。

新教皇として初めて大群衆を前にしたレオ14世は、「私たちは、宣教的な教会、橋をかけ、対話を築き、この広場のように常に腕を広げて、慈愛と寄り添い、対話と愛を必要とする全ての人を受け入れる教会になるため、共に努力しなくてはなりません」と呼びかけた。

提供元:https://www.bbc.com/japanese/articles/cdedy4pprz8o


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