オーストリア・グラーツで10日に発生した学校銃撃事件の際に撮影された映像が、ソーシャルメディアで拡散されている。
映像には、教室内で大きな銃声が響く中、生徒たちが動揺し、窓の外を見つめる様子が映っている。
別の映像では、武装した警察官が校内の廊下を移動し、生徒たちが出口に向かって走る場面が確認できる。
ゲルハルト・カルナー内相は、銃撃により9人が死亡したと発表。
その後、地元メディアは、負傷していた女性1人が病院で死亡したと報じた。死者はこれで10人となった。
警察によると、銃撃したとみられるのは21歳の元生徒で、事件後まもなく、校内のトイレで自ら命を絶ったという。