イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は26日、イスラエルとの停戦が24日に合意されてから初めて公に演説し、アメリカはイランの核施設への攻撃で「何の目的も果たせなかった」と主張した。
テレビ演説でハメネイ師は、アメリカの攻撃はイランの核開発計画を中断させることにおいて、「何ら重要なことを成し遂げ」なかったと述べた。
また、イランがカタールにあるアルウデイド米空軍基地を報復攻撃したことについて、アメリカに「大打撃」を与えたとした。
アメリカはイランに対する攻撃について、同国の核開発への野心を砕いたと強調している。
ピート・ヘグセス米国防長官は、アメリカとイスラエルが収集した情報から、今回の作戦は「核開発計画に大きなダメージを与え、何年も遅らせた」ことがわかるとした。