イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は26日、イスラエルとの停戦が合意されてから初めて公に演説し、「イランは降伏しない」と強硬姿勢を示した。
ハメネイ師の演説はこれまで、首都テヘランにある国営テレビから放送されていた。しかし同局の建物は16日にイスラエルの空爆を受け、黒焦げの状態だ。
ハメネイ師は今回の戦争が始まってから、地下壕に身を潜めていたと伝えられている。
BBCのリーズ・ドゥーセット国際担当主任編集委員はこのスタジオを訪問し、今なお先行きが不透明なイランの状況を報告する。
ドゥーセット編集委員は、イラン国民が視聴できるBBCペルシャ語サービスで取材内容を報道しないことを条件に、イラン国内での取材活動を許可されている。
イラン当局によるこうした条件は、同国内で活動するすべての海外メディアに適用されている。