「ひととき 2019年10月号」の最新記事一覧
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2020/04/24 牧野健太郎(読み解き),近藤俊子(構成/文)
材木置き場の間に富士山が見える「冨嶽三十六景 本所立川」。北斎さんは、この作品に洒落心と遊び心、職人魂を描きました。
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2020/01/24 牧野健太郎(読み解き),近藤俊子(構成/文)
大名行列に棒手振りに2匹のわんちゃん。早朝の日本橋は、まだ夜の藍を残しつつ、ほんのりと桃色に明けていきます。欄干の擬宝珠は幕府のご普請。毛槍を掲げて登城のお侍さんを横に、お魚・根菜もりもりと、お江戸の一日が始まります。
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2019/12/26 牧野健太郎(読み解き),近藤俊子(構成/文)
18世紀の江戸っ子アイドル三人衆。芸者さんに水茶屋の看板娘、煎餅屋の娘さん。はんなり、しっかり、ちゃきちゃきっと、三者三様の溌剌さにふっくらみずみずしいお肌もはちきれんばかり。お江戸を支えた女性たちの明るい美しさが浮かんできます。
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リングヂャケットの スーツ
2019/10/25 いであつし海外から高評価を得るスーツは大阪の町工場で作られている。日本とイタリアの技術を合わせ丁寧にやわらかに手掛けられる。VANヂャケットのスーツを手掛けていた前社長が、地元で品質にこだわり作り続けた思いも若い職人さんにも受け継がれていく。
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2019/10/24 吉永みち子
神楽に祭囃子、笛の音…。ロサンゼルスでの結婚生活にピリオドを打ったのは、故郷の記憶だった。郵便局やテレビ界まで経験し、演奏家としての道を決心したのは、どんな時にも手放さなかった笛。自然・宗教・文化・価値観を超えた調和を信じて進んでいく。
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遊――EVENT&FESTIVAL
2019/09/25 ひととき編集部総勢およそ2000人の氏子が歴史上の人物に扮して練り歩く時代風俗行列。今日の隣人が明日の“信長”となるのは10月26日。厳密な時代考証をもとに製作された、往時の“本物”を前に、当たり前に見られたかつての風俗が楽しめる。
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美――ART&ENTERTAINMENT
2019/09/23 ひととき編集部ヨーロッパに置ける歴史上、強力な財力を誇り多大な影響を及ぼしたハプスブルク家。オーストリアと日本の国交樹立150周年を記念し、同家が蒐集してきた美術工芸品を受けつぐウィーン美術史美術館から約100点ものコレクションがやってくる。
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旬――NEWS&TOPICS
2019/09/20 ひととき編集部嵯峨嵐山、渡月橋も一望できるカフェも併設された贅沢な私設美術館がオープンする。琳派に円山四条派、京都画壇、さらには竹久夢二までも有する。開館記念には狩野探幽の「雲龍図」を含む約80点の展示が予定されている。
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2019/09/16 岡崎研究所
2015年に始まったイエメン内戦は、クーデターを起こしたホーシー派をイランが支持し、クーデターを起こされたハディ暫定大統領をサウジアラビア主導の連合軍が支援する。アラブ首長国連邦がサウジと協力関係にあったが、その距離を置こうしている。
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