書籍詳細

西條八十と昭和の時代
筒井清忠 編著

目次
立ち読み


「花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる途?」 空前の大ヒットとなった映画「愛染かつら」の主題歌「旅の夜風」も、「貴様と俺とは同期の桜 おなじ兵学校の庭に咲く」と歌った「同期の桜」も、「若くあかるい歌声に なだれは消える花も咲く」と合唱した「青い山脈」も、そして「東京音頭」も「この世の花」も「王将」も、みんな西條八十のつくった歌だった。

フランス文学者であり、『かなりや』など童謡の作詞家、そして流行歌の作詞家として昭和の時代を大衆とともに駆け抜けた西條八十。しかし、その偉大な業績に比べて、西條八十はあまりにも忘れられた存在だった。

誰もが心の奥に抱いている昭和の記憶と切なく共振する思い出の歌の数々。哀愁に充ちた浪漫的情念、からっと明るい無常観といった庶民の心情をみごとにすくい上げた詩人・西條八十の生涯と、昭和という時代の意味をインタビュー、座談会などで多面的に描き出す。

<書籍データ>
◇B6判並製・216頁(ウェッジ選書19)
◇定価:本体1,400円+税
◇2005年6月20日発売

<著者プロフィール>
筒井清忠
(つつい・きよただ)
1948年、大分県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。日本文化論・歴史社会学専攻。帝京大学文学部日本文化学科教授。2005年、『西條八十』(中央公論新社)で読売文学賞、山本七平賞特別賞・日本児童文学学会賞特別賞を受賞。著書に『新しい教養を求めて』(中央公論新社)、『昭和十年代の陸軍と政治』(岩波書店)、『二・二六事件とその時代』(ちくま学芸文庫)、編著に『時代劇とは何か』(共編、人文書院)、『銀幕の昭和』(清流出版)、『西條八十と昭和の時代』(ウェッジ)、『近代日本文化論』(共編、岩波書店)他多数。

西條八十と昭和の時代

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