書籍詳細

彼もまた神の愛でし子か―洲之内徹の生涯
大原富枝 著


文学的香気あふれる美術エッセイを小林秀雄に激賞された美術評論家・洲之内徹。学生時代に左翼運動で検挙され、戦時中は中国で諜報活動に従事する。戦後、小説に手を染め、芥川賞候補になったが、美術評論家に転じて以降、雑誌に発表した美術エッセイが鋭い批評眼と独特の文体で多くの読者を惹きつけた。洲之内徹が残した『絵のなかの散歩』『気まぐれ美術館』『帰りたい風景』などのエッセイ集はいまなお多くのファンを持っている。

洲之内徹の友人でもあった小説家・大原富枝の手になる本書は、絶版になって久しく入手困難な唯一の洲之内徹評伝の初の文庫化である。

<書籍データ>
◇文庫版 244頁
◇定価:本体667円+税
◇2008年8月29日発売

<著者プロフィール>
大原富枝
(おおはら・とみえ)
小説家。1912(大正元)年、高知県生れ。60年、『婉という女』で、第14回毎日出版文化賞、第13回野間文芸賞を受賞。70年、『於雪土佐一條家の崩壊』で第9回女流文学賞を受賞。 90年、勲三等瑞宝章を受章、98年に芸術院賞・恩賜賞受賞。芸術院会員となる。2000年、没。郷里の高知県長岡郡本山町に大原富枝文学館がある。著書に、『彼もまた神の愛でし子か』(ウェッジ)、『婉という女・正妻』(講談社文芸文庫)、『建礼門院右京大夫』(朝日文芸文庫)、『大原富枝全集』全8巻(小沢書店)ほか。

彼もまた神の愛でし子か―洲之内徹の生涯

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