書籍詳細

白隠禅画をよむ──面白うてやがて身にしむその深さ
芳澤勝弘 著

目次
立ち読み

白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師は日本臨済禅中興の祖として、もっとも著名かつ重要な宗教家です。白隠はおびただしい数の禅画を残していますが、白隠の禅画にはきわめて複雑な仕掛けがあるため、一見「わけのわからない画」のように見えるものがあり、解釈が難しいとされてきました。その理由は、白隠の画は不特定多数の一般人のためではなく、白隠の元で修行をしている人間が一層の理解を得る助けとするためだったからなのです。とはいえ、興味をそそられ、感動を覚えるような画も白隠は数多く描いています。さまざまな手法を駆使して描き表された白隠の画は、法(おしえ)を説いて人々を救済していく菩薩心の発露に他なりません。
そこで、近年画期的な白隠研究書を刊行している禅学・禅宗史研究者の芳澤先生に、白隠の事跡や著作、時代背景を丹念に検証していただいたうえで、多くの作品を読み解いていただきます。わかりやすい解説に加え、カラーページも多い造りのため、白隠初心者におすすめの一冊です。

 

<書籍データ>
◇A5判並製、224ページ(内、口絵24ページ) 
◇定価:本体1,400円+税
◇2012年12月20日発売
◇ISBN: 978-4-86310-105-0

<著者プロフィール>

芳澤勝弘(よしざわ・かつひろ)
花園大学国際禅学研究所副所長、教授。
専門は禅学、禅宗史。近年は、白隠禅画・墨蹟の調査を主なフィールドワークとする一方、室町時代の禅林画賛の解明に力を入れている。学術的知見に裏打ちされたわかりやすい絵解きには、定評がある。著書に『白隠──禅画の世界』(中公新書)、『白隠禅師法語全集』全15巻(禅文化研究所)、『白隠禅師の不思議な世界』『「瓢鮎図」の謎』(ウェッジ)等がある。特に、白隠禅画を1,050点収録した『白隠禅画墨蹟』(全3巻、二玄社)は、白隠芸術の集大成である。近年は欧米で白隠禅画を講じている。

 

 

 

 

白隠禅画をよむ──面白うてやがて身にしむその深さ

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