中年留学日記

2012年2月24日

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 生活に必要な食品を買いに行く近所のスーパーには、オーガニック(有機農産物)食品を取り扱う店が多い。徒歩や車で5分ぐらいで行ける近所には、大きな食品スーパーが3軒あるのだが、そのうち2軒がオーガニック野菜や果物、食品を扱う大手チェーンだ。

 テレビで大々的なコマーシャルを打つような従来型のスーパーに並んでいるナショナルブランドの清涼飲料水やシリアルなどは扱っておらず、プライベートブランドの野菜、肉、加工品を扱っている点に特徴がある。

オーガニックの果物が並ぶ専門スーパー

 米国での「オーガニック」の定義は、農務省傘下の「ナショナル・オーガニック・プログラム」により細かく規定されている。例えば、「作物を栽培する土地では収穫前の3年以上、禁止物質を使用しない」、「害虫、雑草、疫病管理は、主に人体や機械、生物を活用した方法で行う」など。農薬などを安易に使わない安全な方法で栽培、飼育されたものだけがオーガニック製品と名乗れる。

2兆円のオーガニック市場

 オーガニック・スーパーでは、新鮮な野菜や果物に「Organic」と大書きしてあるものもあれば、「伝統的な方法で栽培されました」と書かれた非オーガニックも取り扱っている。いずれも、どのように栽培されたかは明示してあり、栽培方法に敏感な消費者が商品を選ぶ際には非常に参考になる。

 値段は一般品を扱う従来型のスーパーに比べ全体的に高い。トマトやイチゴなどは同じ量の袋詰めで、一般品が2.5ドルのところ、オーガニック品だと約2倍の5ドルにもなるが、多くの人が買い求めている。

 米オーガニック・トレード・アソシエーションの調べによると、オーガニック関連の市場規模は年々拡大しており、2010年の市場規模は286億ドル。アメリカで販売されているオーガニックの品目は非常に幅広く、野菜や果物のといった生鮮産品のほか、ヨーグルト、シリアル、花、シャンプーなど多岐にわたる。シャンプーは私も試してみたが、刺激の強いアメリカの従来品にくらべて肌荒れが少なく、体に優しい。

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