WEDGE REPORT

2014年10月18日

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エリック・ヤング(セレゴ・ジャパンCEO、創立者) 1966年、米国生まれ。イェール大学卒。米国、ドイツの証券会社を経て2000年にセレゴ・ジャパンを共同創立。父親は米国人外交官、母親は日本人。8~13歳、15~18歳の青年期を日本で過ごし、24歳で再来日。日本在住歴が長く日本語も堪能。

 オンライン英語学習サービス「iknow!(アイノウ)」を提供するセレゴ・ジャパン(東京都渋谷区)のCEO、米国人経営者のエリック・ヤングさん(47)は、日本の英語学習をこう分析する。

 日本人は、数学や理科などの国際オリンピックで金メダルを取るほどの実力を持っていますが、英語に関してはアジアでドン底。発展途上国にも負けているなんて、おかしいですよ。

 英語を何年も学んでも、文部科学省が推奨する“なんちゃって英語”ではコミュニケーションできません。たとえば、私は英語のネイティブで、会話に何の不自由もありませんが、東大入試の英語を解いてみたら合格点を取れなかった。ネイティブから見れば、絶対に答えが違うと感じた設問もありましたが、東大に言わせれば、それが正しい答えなんです。

 日本人の教育レベルは高く、真面目で頭がいいから、到達するべきゴールを正しく決めれば、そこに向かう実力はあります。でも、英語に関していえばゴールの位置が世界の国と違う。英語をコミュニケーションツールではなく、文法を掘り起こすなど、独自の学び方をしている。それがネイティブから見て不思議ですね。

 ただ、日本経済がこの20年間、低空飛行を続ける中で、特に若い世代の英語への意識が変わってきたという。

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