ペコペコ・サラリーマン哲学

2010年2月1日

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 この前の月曜日(1月25日)、その日発売された週刊現代(2月6日号)を見て驚きました。インタビューシリーズ「私の好きな唄」(文/構成 丸山あかね)という連載に、亀井静香郵政・金融大臣が取り上げられており、そのタイトルが「日本を立て直すには『おかあさん』のような母の愛に溢れた政治が必要です」となっていたからです。

 ちょうどその1週間前、私は、このコラムで「おかあさん」をテーマに、亀井静香君の政治の原点は、故郷(ふるさと)と「おかあさん」なのではないかと書きました。「73歳にもなると、本当に母親のことをありがたいと思うようになります。亀井君もきっとお母さんのことを思い出していることでしょう。両親の喜ぶことをするという一番の原点に立ち返って、亀井君が政治をしてくれることを願っています」と結んだところでしたから、とてもびっくりしたのです。

 偶然の一致ではありますが、亀井君がこの2010年の1月末現在、わが国に起きている政治と経済・経営〔会社・お店・個人がコンプライアンス(法律遵守)のもと、必ず1円の利益をあげ、日本国憲法に決められた納税義務を自ら果たす(納付期限までに自主申告・納税する)こと※〕の危機に、「おかあさん」という原点を思い返してくれていることに、少し安心しました。

※:経営・会計について、詳しくお知りになりたい方は、2009年11月発刊の拙著『経営者の会計実学』(中経出版)をご参照ください。

女子生徒を見返してやりたくて勉強した亀井君

 この週刊現代の記事は、6つほど亀井君の好きな唄をあげ、それについての思い出話を語るという構成になっているのですが、いくつも私の知らないことがあり、とても楽しく読みました。

 もちろん亀井君は、好きな唄のいの一番に、「亀井静香公式Webサイト」(※クリックすると音声が出ますので注意してください)で熱唱している「おかあさん」(作詞・作曲 川内康範)を挙げています。2番目は「悲しい酒」です。この唄を好んで歌う理由はただ一つ、「女にモテないからだ」と言い、高校時代の思い出をこんな風に語っています。

 「編入した東京都立大泉高等学校は、女子率が高くてね、中には可愛い子もいたから恋心を抱いたりしてましたよ。ところがある日の授業で先生に指名されて答えたら、意中の子に広島弁を笑われて、あれは屈辱的でした。それからです。見返してやりたい一心で猛勉強を始めたのは」

 前回書いたように、亀井君が広島弁で女子生徒から冷やかされていたのは覚えていましたが、その中に好きな子がいたことも、トップクラスの成績になった原動力が失恋的なものだったことも、私はまったく知りませんでした。

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