2024年12月20日(金)

日本人の忘れもの

二十一世紀は心の時代。かつての日本人は、心の豊かさを持っていた。だが、物質文明の発達によって、多くの日本人が心のゆたかさをどこかに忘れてきたのではないだろうか。人間を尊重する心ゆたかな社会をつくってゆくために、私たちが心がけるべきことは何か。古代から現代をつらぬく日本人の精神史を探求し続けてきた碩学・中西進が、すべての日本人に贈る言葉の花束。(本コンテンツは、書籍『日本人の忘れもの』(ウェッジ刊)から一部を抜粋したものです)