天下泰平の江戸で、次々と大ヒット作を世に送り出した蔦屋重三郎。

歌麿も北斎も広重も、なぜ“蔦重”のもとで才能を開花させたのか?

ある時はトレンド・クリエーター、ある時は敏腕プロデューサー、

ある時は逸材発掘人兼スポンサー、またある時は歩く広告塔、

ある時はコラボの達人、またある時は出版界の革命児、

そしてまたある時はヒットメーカー…。

時は老中・田沼意次が幕政に参与した「田沼時代」のさなか。

蔦重はいかにして古今無双の演出家として名を成したのか?

本書は大河主人公で脚光を浴びる“蔦重”47年にわたる多才な人生を

その人物像や幅広い交友関係からひも解きます。

また、著者独自の調査による「蔦重の妻」や「墓碑銘の現在」にもふれた、

蔦重の波瀾万丈の生き様に迫った1冊です。

左下が蔦屋重三郎(『恒例形間違曽我』国立国会図書館蔵)

江戸の仕掛人 蔦屋重三郎

 

城島明彦:著

 

 

江戸の仕掛人 蔦屋重三郎

なぜ絵師も作家も次々と“蔦重“のもとで花開いたのか?大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」主人公で一躍脚光!「粋」で「いなせ」な男たちを続々と見出し江戸を熱狂に包んだ仕掛人“蔦重”の魅力がこの1冊で丸わかり!
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