◎幼児期から始められて、小学校高学年でも遅くない!
理系が得意になる学習&生活習慣・41の実践的アドバイス!
「算数ができる=理系」とは限らない?単純な判断は子どもの可能性を狭めてしまう!
令和の時代に必要な「理系力」を親が理解し、子どもの可能性を無限に広げよう
「わが子を理系にしたい」――。先が見えない時代を生き抜くために、
子どもには「専門的な能力を身につけてほしい」と考える親御さんが増えています。
その中で、「理系」という選択肢が頭に浮かぶのでしょう。
しかし、「家庭でできることはあるのでしょうか?」「親が文系なので自信がなくて……」
という不安な気持ちが先行し、子どもに「間違った方向」で努力をさせてしまうと、むしろ算数・理科嫌いになりかねません。
理系力を育てるための学習・生活習慣は、幼児期から始められて、小学校高学年から取り組んでも遅くありません。
単に学力が高いだけではなく、目標に向かう方法や問題解決手段を自分で考えられる
「ホンモノの理系力」を養うため、子どもの可能性を最大限引き出す方法をお伝えします。
<本書の目次>
第1章 「理系」「文系」ってどう分かれるの?
「算数ができる」=「理系」とは限らない/「理系力」を下支える「大切なもの」とは/
「暗記ベース」の学習が理解を遠ざける/理科嫌いになる学年はだいたい共通している
第2章 幼少期から親子で理系の土台作り
学力のベースは「なごやかな親子関係」にある/「理系的思考」の始まり「なぜ?」を育てる/
好きなことに熱中する体験をたくさん
第3章 小学校に入るまでにやっておいたい準備
少しでも早く身につけたい二つの「数の感覚」/5歳までに「10のかたまり」を徹底的に/
1年生の算数が盤石になる「実物遊び」/リンゴを丸に置き換えるイメージ思考の大切さ
第4章 低学年で意識したい学習&生活習慣<br>
基礎的な計算力が身につく毎日の学習量とは/九九を全部言えても九九表は貼っておく/
「どうしたらラクに計算できるか」が算数好きへの入り口/理系センスを磨くお手伝い
第5章 4年生以降、理系力はこう発展していく
「理系の芽」が見えてくる10歳前後/「納得感」のある学習の積み重ねで理系力を伸ばす/
理系親が得意を生かすコツ、文系親がうまく並走するコツ/「自分は大切な存在だ」という自己肯定感が学力のベース