人事部必見! 御社の研修ここが足りない

2012年9月11日

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 地域やテーマパークなどの場で、宝の地図を解読して隠された宝箱を探し出す体験型ゲーム「タカラッシュ!」を企画運営するのがRush Japanだ。人々に喜びと感動を与えたいという発想からスタートした個人事業だが、企業として成長するにつれ人材育成、研修制度の必要性を痛感する。一般的な制度拡充はこれから本格化させる計画だが、今年から導入した研修は、本業の“宝探し”を取り入れ社内活性化を図るユニークさが目を引く。ベンチャーの気概がそこにある。

【会社データ】 Rush Japan株式会社
設 立 :2003年1月
資本金 :1,000万円
所在地 :東京都江東区青海2-7-4
代表者 :代表取締役 齊藤多可志
社員数 :31人
事業内容:宝探しサイトの運営、宝探しを利用した広告代理業務など
URL : www.rushjapan.net/

人材育成なしに組織は成立しない

本格的な謎解きで、大人も楽しめる「宝探し」
(提供:Rush Japan)

 ヒントを参考にして謎を解きながら一歩ずつ宝の場所に近づいていく、老若男女を問わず遊びと同時にグループの一体感も培うことができるゲームが、宝探しイベント「タカラッシュ!」だ。大手旅行代理店出身の齊藤社長が2001年に個人で始めた事業は年々拡大。10年を経過した2011年は、前年比で実施地域が25%増の64地域、参加者は70%増の60万人を突破した。

 宝探しの場所は、テーマパークや地方自治体の施設などで、企画運営をRush Japanが手がける。例えば、地域活性・観光促進では宝物を地域の観光スポットに隠して、それを探しにきてもらうことで観光活性化を図る。地域の魅力再発見や店舗誘致、滞在時間が増えることによる経済効果などが生み出されるという。

 また、テーマパークのアトラクションとしてテーマパーク全体を冒険の舞台に設定してロールプレイングゲームとして楽しむ展開も実施し、集客の一役を担う。学校や企業のレクリエーションイベントとして宝探しの提供も人気がある。年間300団体を超える実績が物語っている。そのほか企業のプロモーション支援や、インターネットによる宝探しのデリバリーサービス、宝探しの各種アイテムやグッズなどの通販事業なども手掛けている。Rush Japanの事業は、幅広く、奥行きの深い宝探し事業といえよう。

 同社の目指す最終形は、宝探しをコンセプトにしたテーマパークを確立すること。日本のどこかの島を宝島にすることが宝探しの集大成になるという。その前提としていくつかのプロセスがある。そのひとつが宝探しの仕組みを活用した世界初の宝探しによる宝くじシステム。そのモデルケースを2015年に確立する目標を立てている。その10年後に宝探し事業の集大成として宝島を創る計画だ。

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