今月の旅指南

2013年6月21日

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狩野直美 (かのう・なおみ)

東京生まれ。フリーライター。旅行業界誌の記者・編集者を経て、1994年からフリーランスに。主に海外旅行関連誌、ウェブマガジン等に記事を執筆中。

 印象派を代表する画家、クロード・モネ。光と色彩にあふれる風景画は、日本でも数多くのファンを持つ。今夏、国内有数のモネ・コレクションを誇るポーラ美術館と国立西洋美術館の共同企画による、これまでになかった趣向のモネ展が開催される。

 展覧会のテーマとなるのが、風景に注がれた モネの眼 。自然の風景をどのようにとらえて、絵画空間に表していったのか、その軌跡を年代順にたどるとともに、同時代の画家との比較によって、モネの独自性を明らかにしていく。

クロード・モネ 「バラ色のボート」 1890年 ポーラ美術館所蔵

 5つのセクションに分かれた会場には、モネ作品36点を中心に、マネやピカソなど総数約100点の作品が並ぶ。モネの「グランド・ジャット島」とセザンヌの「ポントワーズの橋と堰(せき)」、モネの「貨物列車」とピサロの「冬景色」など、似た構図の作品が同時に見られるのもハイライトの1つ。また、「舟遊び」と「バラ色のボート」や、「ジヴェルニーの積みわら」と「積みわら」、「睡蓮」の連作など、2つの美術館がそれぞれに所蔵する同テーマのモネ作品による“夢の共演”も楽しみだ。

モネ、風景をみる眼─19世紀フランス風景画の革新
<開催日>7月13日~11月24日
<会場>神奈川県箱根町・ポーラ美術館(箱根登山鉄道強羅駅からバス)
<問>ポーラ美術館☎0460(84)2111
http://www.polamuseum.or.jp/index.php

◆「ひととき」2013年7月号より

 

 

 

 
 

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