オトナの教養 週末の一冊

2013年9月14日

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本多カツヒロ (ほんだ・かつひろ)

ライター

1977年横浜生まれ。2009年よりフリーランスライターとして活動。政治、経済から社会問題まで幅広くカバーし、主に研究者や学者などのインタビュー記事を執筆。現在、日刊サイゾーなどに執筆中。ブログ:http://golazo-sala.cocolog-nifty.com/pinga/

 3Dプリンタの登場以降、再び注目を集めるものづくり。良いアイディアを思いついても、ビジネスにまで発展させるのはなかなか難しいもの。本当に自分が実現したいアイディアをビジネスにし、新たな産業論を展開するのが『マイクロモノづくりはじめよう』(テン・ブックス)だ。今回、著者で、株式会社enmono(http://enmono.jp/)を立ち上げた三木康司さんと宇都宮茂さんにお話を聞いた。

――クリス・アンダーソン著の『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』(NHK出版)は、これまでモノづくりに関わっていなかった人たちにも多く読まれ、あらためてモノづくりが注目を浴びているとも思います。その影響を感じることはありますか?

宇都宮:『MAKERS』が出てから、説明がしやすくなりましたね。ただ、あの本は一般の人たちには浸透していますが、実際の製造業の人たちにはあまり知られていません。ですから、『MAKERS』でモノづくりに興味を持った人たちと、実際の製造業の人たちをつなげるのが僕らのミッションかなと思います。

――本書を読んでいても、お二人とも「ワクワク」を大事にされていますね。どうして「ワクワク」が重要なのでしょうか?

三木:もともと忍耐力がないので、「ワクワク」する仕事じゃないと続かないんですよ(笑)。

 それはさておき、辛いことに耐えることの対価として、お金をもらうというのがこれまでの仕事だったかもしれません。しかし、特に震災以降、その苦しさを乗り越えるだけのお金をもらっていないよねと。それならもらえるお金は少なくても楽しいことを仕事にしたほうがいいと。

――お金に変わる価値として楽しさや充実感があると。

三木:楽しさや人とのつながりといったお金以外の価値ですね。

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