山師の手帳~“いちびり”が日本を救う~

2015年9月8日

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 断食道場体験記の「パート1・穴という穴から老廃物を排出」は、4日間で身体中の老廃物が排出され、体重も落ちたことを報告した。パート2では、私の生活習慣病について具体的に触れて行きたい。まず結論から先に報告する。体重は8日間で80.2キロから75.3キロと約5キロの減量が達成された。しかし、重要なことは痩せることではなく生活習慣病がどれだけ改善されたかということである。

(左)80.2キロ⇒(右)75.3キロ

成人がかかるほとんどの病名を制覇

 自慢じゃないがこれまでの私のサラリーマン生活は、こと健康に関しては「病気のデパート」といっても過言ではない。これまでの私の病歴は腎臓結石、尿路結石、胆のう炎、胃・十二指腸潰瘍、不整脈、肝疾患、高血圧、無呼吸症候群、糖尿病、前立腺癌と成人がかかるほとんどの病名を制覇している。

 人間ドックで新たな病気が発見される毎に健康保険制度のおかげで、ほぼ全ての病気がギリギリのところで治癒してきてた。若い時は体力があるので何とかなってきたが、50歳を過ぎたころからはそうもいかなくなってきた。今回も掛かりつけの内科医から「一度生活習慣病をリセットしない限り見放す」とまでいわれて入院を決意したのである。従って今回の断食修行の主目的は肥満解消などという緩い話ではなく随伴する深刻な疾病(高脂血症、高血圧、糖尿病)を改善させることであった。

 さて、私のようなレアメタルトレーダーの仕事は職業病といってもよいほどの「ワーカホリック」や「過度のストレス」から「休暇病」といって、休みになっても休む気になれない状況に陥っている。そんなことから商社マンは仕事がキツ過ぎて平均寿命は65歳といわれている。

 私の場合、これまで世界102カ国を回ってきたが、資源関連ビジネスなので中国やロシア、中央アジア、そして最近はインド、ASEAN諸国、南米やアフリカ諸国などの発展途上国に出張することが多い。言い訳がましいが、私の体重は海外出張をするたびに増えるということが繰り返しが続いてきた。

 海外出張は宴会や接待漬けになりやすく、長距離の機内ではエコノミー症候群、交通手段はタクシーを利用し運動不足になりやすい。また、欧米食でなくても、中華料理や東南アジア料理も脂っこい料理が多い。こうして考えてみると私の生活習慣病(メタボ)の原因は海外生活にあるといっても過言ではない。

 日本の食生活の欧米化が日本人の病気の原因の一つになっているのは間違いない。戦前にはほとんどなかった心筋梗塞や脳梗塞の激増、糖尿病や痛風も欧米人に多い病気であり、肉、卵、バター、マヨネーズに代表される「高脂肪食」の摂りすぎが日本人の病気の大半を占めているのである。

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