特集:科学的に考える「食の安全」
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「みどりの食料システム戦略」案に批判噴出(前編)
2021/04/08 松永和紀農水省が掲げた「みどりの食料システム計画」案には、「食の安全」からの検討がなされた気配がない。ハリボテの政策を掲げても、食のプロフェッショナルたちの心は離れていく一方だ。
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私たちはどの情報を選ぶべきか?
2021/04/02 松永和紀新型コロナに科学的根拠を持って「効く」と言える食品・サプリメントはない。ただ、それでも「効く」とする広告や商品に心惹かれてしまった時、われわれはどの情報を参考にすればいいのか。
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2021年は、家庭菜園向けに苗を無料配布
2020/12/15 松永和紀ゲノム編集技術により、機能性成分のγ-アミノ酪酸(GABA=ギャバ)を多く含むように品種改良したトマトが国への届出・情報提供を終え、商用化へと一歩を踏み出しました。ゲノム編集食品の届出第1号。詳報します。
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ノーベル化学賞授与、商用栽培が始まる前に正しく理解
2020/12/03 松永和紀ゲノム編集技術ツールの1つを開発した二人の女性科学者にノーベル化学賞が送られる。日本でも近く、商用栽培へ走り始める見込み。危険だと主張する声もあるが、医療分野と品種改良での使われ方を区別しないと、意義も問題点も理解できない。
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山本茂貴氏(食品安全委員会委員)インタビュー
2020/09/22 松永和紀中国で冷凍食品から新型コロナウイルスが検出されたというニュースが8月に流れ、食品による感染への不安が再燃している。これから流行するノロウイルス対策との混同も心配だ。食品安全委員会で微生物リスクを担当する山本茂貴委員に整理してもらった。
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2020/08/07 松永和紀
科学誌ネイチャーに、トレハロースが感染症流行の深刻な原因となっている、とする論文が掲載された。トレハロースは林原が開発した食品添加物。その後、論文内容を科学的に否定する論文が二つ出たものの、「問題ない」という情報は広がらない。
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佐々木敏教授(東京大学大学院医学系研究科)インタビュー
2020/05/25 松永和紀「新型コロナウイルス感染症と闘う」としてさまざまな食品が話題に上っています。その根拠(エビデンス)はいかほどのものなのか? どんな食生活がよいのか、東京大学大学院医学系研究科の佐々木敏教授にインタビューした後編です。
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佐々木敏教授(東京大学大学院医学系研究科)インタビュー
2020/05/21 松永和紀新型コロナ予防において、どの食品にエビデンス(科学的根拠)がどの程度あるのか。日本の栄養学の第一人者で医師でもある東京大学大学院医学系研究科の佐々木敏教授に、人気の乳酸菌やビタミンD、さまざまな食品の“効き目”から情報の読み解き方まで、詳…
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