ショーゼンさんの 川柳いろは教室

2013年1月20日

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杉山昌善 (すぎやま・しょうぜん)

1943年生まれ。川柳は川柳作家・時実新子氏に師事、テレビ・雑誌などさまざまな媒体で選者を務めるほか、都内を中心に川柳教室などを開く。著書に『今日から始める現代川柳入門』、『60歳からの新しい川柳』(実 業之日本社)ほか。

 こんにちは、川柳作家の杉山昌善です。本年もどうぞよろしくね。

 新しい年が始まり、「今年も詠むぞ!」って意気込んでいる方、多いんじゃないかな。この記事の最後にご案内している「ひととき旅川柳」にも、すでにたくさんの応募をいただいていますよ。選者としては、たくさんの句に出会えることは大きな喜びです。いつもありがとう。

 きょうは川柳を詠む際の発想や勉強方法についてお話ししましょう。

お題をひっくり返したり、噛み砕いたり

のぞみ ショーゼンさん、この前新年会を兼ねた句会に行ったんですよ。題詠のお題は「雪」。でも、雪でイメージするものってみんな同じらしくて、似たような句がたくさん出ちゃったの。

 川柳ってたった17音字で作っているでしょう? だから発想が重なると句も似通ってしまうんですよね。

こだま 雪っていうお題だと、「雪見酒」「雪だるま」、降り積もってすべてが消されるイメージなんかも多いわね。

ショーゼン そうそう。選句をしていても、題詠の場合は同じような句がたくさん来ますよ。似た句だけでグループがいくつもできちゃうんだから。

 似通らない句をつくるにはどうしたらいいか。前回、「第一発想を捨てる」というお話をしましたよね。「終着駅」は「始発駅」にもなりえる。お題からいったん離れてイメージを広げてみることが大切です。

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