ヒットメーカーの舞台裏

2014年1月14日

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池原照雄 (いけはら・てるお)

ジャーナリスト

1950年生まれ。専門紙や全国紙の経済記者として自動車、エネルギー、金融、官庁などを担当。00年からフリーになり幅広い執筆、講演活動を展開。著書に「トヨタVSホンダ」(日刊工業新聞社)、「図解雑学 自動車業界のしくみ」(ナツメ社)など。

 外見は交換レンズそのものだが、レンズだけでなくシャッター、ズームレバー、メモリーカード、バッテリー、フィルムに相当するイメージセンサーなど、液晶モニターを除いてデジタルカメラの機能をすべて備える不思議なカメラだ。スマートフォン(スマホ)と合体して使うほか、分離した状態ではリモコン撮影などが楽しめる。

スマホに装着したレンズスタイルカメラ。スマホと分離させての撮影も可能

 撮影した写真や動画はスマホに表示でき、またスマホ側のメモリーに転送したうえでメールへの添付やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)へのアップロードなどもできる。今年9月中旬に発表した時から「久々にソニーらしい製品」と話題を呼び、10月下旬の発売直後から家電量販店では品薄状態が続く人気となっている。

 ソニーが用意している無料のアプリ(アプリケーションソフト)をスマホに入れて連携させる。カメラとスマホは無線LANのWi-Fiで通信する。高級レンズなどにより高画質撮影ができる「DSC−QX100」(2020万画素)と、光学10倍ズームや手ブレ補正機能などで遠くの被写体も容易に撮影できるようにした「同QX10」(1820万画素)の2タイプがある。実勢価格はそれぞれ5万5000円、2万5000円前後となっている。

 いずれもスマホに取り付けるためのアタッチメントが付属しており、スマホを横位置にした場合の上下幅が54~75ミリ、厚さ13ミリ以下のサイズのスマホに取り付けが可能。スマホのOS(基本ソフト)は「Android」、「ios」の両方に対応する。またソニーなどが開発したNFCと呼ぶ近距離無線通信機能を搭載しており、スマホ側もNFC搭載だと、カメラをタッチさせるだけで両機の連携が始まる。

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