東海道新幹線の半世紀
思い出と秘話でたどる新幹線50年

慶應義塾大学教授・阿川尚之×JR東海相談役・須田寬


清田勝哉 (せいた・かつや)  フリーライター

1956年、神奈川県生まれ。フリーライター。広告制作会社勤務を経て、現在、企業広報関連の文案作成のかたわら、鉄道・歴史関係などの取材記事も手がけている。

ひととき特集

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長年にわたり新幹線に親しんでいらっしゃる阿川尚之さんと、開業当時から今日まで新幹線の運営に関わってきた須田寬さんを迎え、思い出や秘話を通じてお二人にとっての新幹線の50年をひもといていただきました。

「高速線」という案もあった新幹線の呼び名

阿川:今日は、昭和39年(1964)の開業時から現在まで、よくご存じの須田相談役のお話が伺えるということで、楽しみにしてまいりました。よろしくお願いします。

須田:こちらこそよろしくお願いいたします。

阿川:早速ですが、私の新幹線の思い出といいますと、親父のところに来ていた試乗の招待券を持ち出して(笑)、東京駅から小田原駅まで往復したのが始まりです。開業の直前の時期だったと記憶しています。

リニア・鉄道館の0系新幹線の前で鉄道談義に花を咲かせる慶應義塾大学教授の阿川尚之さん(左)とJR東海相談役の須田寬さん。

須田:試乗の招待券は、用地を売っていただいた地主の方をはじめ、有識者、報道関係の方々など各方面に配布しました。特に用地確保に苦労をしたこともあって、地主の方にはご家族分を含め相当の枚数を配布しましたね。

阿川:当時、私はまだ中学1年生でしたが、試乗するのは大人ばかりだろうと想像して、そうとう意気込んで乗った記憶があります。初めて新幹線に乗るので、カメラには特別にカラーのスライドフィルムを入れて、車内のあちこちを撮影して回りました。

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著者

清田勝哉(せいた・かつや)

フリーライター

1956年、神奈川県生まれ。フリーライター。広告制作会社勤務を経て、現在、企業広報関連の文案作成のかたわら、鉄道・歴史関係などの取材記事も手がけている。

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