炎上?感動?ネットで話題のニュース

2014年11月21日

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多田慎介 (ただ・しんすけ)

ライター

1983年、石川県金沢市生まれ。大学中退後に求人広告代理店へアルバイト入社し、転職サイトなどを扱う法人営業職や営業マネジャー職を経験。編集プロダクション勤務を経て、2015年よりフリーランスとして活動。個人の働き方やキャリア形成、企業の採用コンテンツ、マーケティング手法などをテーマに取材・執筆を重ねている。

テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。

「ヘイトスピーチ、パワハラでは?」
店頭黒板への批判殺到

 11月11日の朝、「モスバーガー飯田橋東店(東京都千代田区)」店頭に設置された黒板の内容がTwitter上に拡散された。書かれていた内容は「遅刻を何度もする中国人の女の娘に『今度遅刻したらお前の背脂でラーメン作るぞ!!』遅刻しなくなりました」というもの。

http://matome.naver.jp/odai/2141569282183798501

 当日の9時過ぎに「ちっとも爽やかじゃない朝のモスバーガーの挨拶文」とツイートされたことがきっかけとなり、

「『冗談でした』では済まないレベル」
「例え冗談だとしても凄まじく気持ち悪い」
「書いた本人はウケ狙いのつもりなんだろうけどヘイトや」

 などと一気に炎上。翌12日には、運営会社であるモスフードサービス本社と当該店舗のそれぞれが公式サイト上で「お詫び」を掲載する事態となった。

モスバーガーの店頭設置黒板における不適切な内容掲示に関してのお詫び
http://mos.jp/topics/20141112_1/

 この黒板がなぜ炎上を招いたのか。批判の声を総合すると、以下の3点に要約できる。

 (1)ヘイトスピーチに向けた批判……中国人とわざわざ書く必要があるのか。特定の国籍に対する憎悪表現ではないか。

 (2)セクハラ・パワハラに向けた批判……「女の娘」、そして後に出てくる「お前の背脂で」という表現がセクハラ・パワハラではないか。

 (3)食のブラックユーモアに向けた批判……「人間の背脂でラーメンを作る」という冗談は、食の安全を担保すべき企業として許されないのではないか。

 いずれも今の日本社会が過敏に反応する問題であり、さまざまな立場の人が、さまざまな思考で嫌悪感を覚えたのだろうと推察できる。黒板に書かれたのは50文字にも満たない文章だったが、炎上すべくして炎上したとしか言いようがない。

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