World Energy Watch

2016年6月16日

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 舛添都知事の海外出張費用が話題になった際に、英国のカリスマ政治家として知られる保守党のボリス・ジョンソン前ロンドン市長が東京に出張した際の費用との比較をしたマスコミがあったので、最近前市長の名前を知った方もおられると思う。

 英国では6月23日に欧州連合(EU)残留か離脱かを決める国民投票が行われる予定だ。ジョンソン前市長は、政権与党がEU残留を支持するなかで、与党に属しながら離脱を主張している有力政治家の一人だが、EUについて過激な発言をし、物議を醸している。

ボリス・ジョンソン氏(Getty Images)

トランプに似た風貌

 その風貌は米国共和党の大統領候補になったドナルド・トランプ氏に少し似ているところがあり、最近ニューヨークを訪問した際にトランプに間違われたとテレビ番組でジョンソンが明かした。街頭で写真撮影を行っていた際に、歩道を歩いていた少女に「あら、トランプじゃない?」と言われ、ジョンソンは「人生で最悪の瞬間の一つだった」とぼやいた。トランプが大統領になることについて真剣に悩んでいるとも語っている。

 ジョンソンには嫌われているトランプだが、かつてEUの本部があるブリュッセルを「イスラム教に感染された地獄」と呼んだこともあるほどなので、当然英国はEUを離脱したほうが良いとの意見だ。また、2人ともに地球温暖化は発生していないとする温暖化懐疑論の立場は共通している。2人が同じ立場を取るのは共通する政治信条があるためだ。その政治信条を説明するためには、英国のEU離脱派の現状から説明する必要がありそうだ。

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