「資格王子」のワンポイントレッスン

2017年2月4日

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鬼頭政人 (きとう・まさと)

資格スクエア代表/弁護士

資格スクエア代表。1981年生まれ。開成中学、開成高校を経て、東京大学法学部に現役で合格。卒業後、慶應義塾大学法科大学院に現役で進学、在学中に司法試験に一発合格。法律事務所に弁護士として勤務した後、投資ファンドを経て、2013年12月に資格試験対策をオンラインで提供する「資格スクエア」を創業。

 大人になってから実務に役立つ資格取得を目指す場合、大きく分けて下記の3パターンが通常であった。

 1つ目のパターンは、35歳前後で今後の自分の昇進や昇格がどのくらいなのかが現実的になり、思い切って資格で新しい活路を見出すパターン。

 2つ目は、社内でのキャリアアップや必要に迫られて資格取得を目指すパターン。

 3つ目は、定年間近になり、定年後のセカンドライフで活かすツールとして資格を勉強するパターンである。

(iStock)

資格を副業として活かす

 しかし、近頃はこの「資格取得をする理由」に新たな理由が加わってきている。それが「資格を副業として活かす」パターンである。少し前までは本業以外に副業をしているという話が出れば、「本業でも未熟なのに」「本業に支障をきたす」などの理由で非難されたものである。

 しかし時代は変わり、今やロート製薬などの大手企業も副業を推奨し、ひいては政府までもが「働き方改革」として正社員の副業や兼業を後押しする流れにある。副業が国の政策方針となったと言っても過言ではない。

 そうした中で現実に副業を考える方も出現し、その手段として注目されているのが「資格」である。考えてみても確かに、40代や50代の方の副業で皿洗いや道路工事などの肉体労働はなかなかきついものがあり、今までの知見を活かした知的生産で収入を得たいと考えるのは自然な流れである。

 では一体、どのような資格が副業に役立つのか? オンライン資格試験サービスを運営する身として、客観的かつ専門的に分析していきたい。

自分の適性を見極める

 まず副業として資格を活かす場合、自分の適性を見極め、興味のある分野の仕事を行ったほうが良いと私は考えている。本業でストレスを感じ、副業でもストレスを感じていては身が持たないからだ。副業は自分の興味のあることを行い、収入とストレス発散を同時に行うという形がベストである。

 本業の仕事が天職だというのであれば素晴らしいことであるが、どうしても長年一社だけに勤めていると感覚が鈍化してしまう。副業で得た知見を本業に活かすためにも、自分の今までの経験を活かすことができ、かつ新しい視界が広がる分野での副業をお勧めする。

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