「資格王子」のワンポイントレッスン

2016年10月25日

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鬼頭政人 (きとう・まさと)

資格スクエア代表/弁護士

資格スクエア代表。1981年生まれ。開成中学、開成高校を経て、東京大学法学部に現役で合格。卒業後、慶應義塾大学法科大学院に現役で進学、在学中に司法試験に一発合格。法律事務所に弁護士として勤務した後、投資ファンドを経て、2013年12月に資格試験対策をオンラインで提供する「資格スクエア」を創業。

 前回、『なぜ「中小企業診断士」は最も取りたい資格なのか?』をお伝えしたが、今回は勉強法について解説していく。

 試験勉強を始める前に、是非皆さんにお伝えしたいことがある。それは、範囲が膨大な中小企業診断士の勉強を始めるうえで、「間違った勉強法は命取りになる」ということだ。

 命取りとは大げさなと思う方もいるかもしれないが、

・社会人は勉強時間が限られていること。

・間違った勉強法を進めていくと、本来受かるはずの試験に落ち、また1年持ち越しになること
を鑑みると、あながち間違った表現ではないだろう。

 特に前回、この資格のメインパーソンとして紹介した40代、50代の方であれば社内での責務も多く、勉強時間が限られることが予想される。だからこそ是非一読いただき、資格試験合格を目指していただければと思う。

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「年齢」は勉強の言い訳にはならない

 中小企業診断士の1次試験は、経済学や会計、経営情報システムなどの全7科目マークシート形式で行われる。7科目ともに範囲は膨大であり、その知識量が2日間にわたって試される。さらに、各科目の総合平均点は60点以上をとらなければならず、1科目でも40点未満があれば平均60点を超えていても不合格というなかなかの関門だ(今年は59%の正答率がボーダーライン)。

 ここで心配になるのが「7科目分の記憶量をずっと保っていられるのか」ということではないだろうか。

 私のところにも記憶に自信がないとの相談がくるが、自信をもってお伝えしたい。記憶力と年齢は関係ない。これは近年の脳科学でも解明しており、大人も子供も記憶力に違いはない。

 なぜ大人は「記憶力が落ちた」と感じやすいかと言うと、子供は思い出せなくても気にしないが、大人は「ああ、年をとったからだ」という解釈をしてしまうためだ。なので、そもそも記憶力は年齢が原因ではないということを認識していただきたい。

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