「資格王子」のワンポイントレッスン

2016年10月25日

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鬼頭政人 (きとう・まさと)

資格スクエア代表/弁護士

資格スクエア代表。1981年生まれ。開成中学、開成高校を経て、東京大学法学部に現役で合格。卒業後、慶應義塾大学法科大学院に現役で進学、在学中に司法試験に一発合格。法律事務所に弁護士として勤務した後、投資ファンドを経て、2013年12月に資格試験対策をオンラインで提供する「資格スクエア」を創業。

 では、どうやってこの膨大な量と戦っていくのか。それには、インプットとアウトプットの比重が重要なポイントとなってくる。

 「何回勉強しても覚えられない」「あの時はわかったはずなのに、もう忘れている」そんな方はそもそもこのポイントが間違っている可能性が非常に大きい。

インプットとアウトプットは1:3が黄金比率

 間違った勉強の代表例として挙げられるのが、参考書を暗記する勢いでひたすら読み、問題演習を疎かにすることだ。

 これは合格への遠回りと言える。私たちの脳は「よく使う情報」を積極的に記憶する。なので、自らアウトプットを繰り返すことは最適な記憶定着法なのである。

 これは中小企業診断士に限らず、司法試験などの難関試験においても同様である。実際、私が司法試験や簿記1級に合格した時もこの比重で勉強を進めていた。

 具体的な方法としては、まず1周目はわからない部分があっても読み進め(講義であれば聞き進め)、とりあえず全体像を把握する。2周目からは問題集に切り替え、解けなかった問題を参考書などで掘り深める。この勉強法を行うことにより、教科書や講義中心の勉強から、問題集中心の勉強に切り替えることができる。

 もちろん一度正解した問題もずっと覚えているとは限らないので、適宜復習は必要である。記憶を定着させるという意味でも多くの問題集に手を伸ばすのではなく、一冊を重点的にやりこむということも効率化のポイントとなってくる。

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