関西発!オモロイ社長、オモロイ会社

2017年3月11日

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杉浦佳浩 (すぎうら・よしひろ)

代表世話人株式会社代表

三洋証券株式会社入社(昭和62年)。鹿児島支店にて勤務。地元中小企業、個人富裕層の開拓を実施。 日経平均最高値の2カ月前に退職。次に日本一給与が高いと噂の某電機メーカーに転職。埼玉県浦和にて、大手自動車メーカー、菓子メーカー、 部品メーカー等の主力工場を担当。 退職時は、職場全員から胴上げ。そして、某保険会社に20数年勤務後、平成26年末に退社。在社中は、営業職、マネジメント職を経験して、リテール営業推進、若手人財育成を中心に担当していた。 社外の活動も活発に行っていた。平成27年1月1日、代表世話人株式会社を設立。
同社代表取締役に就任。世話人業をスタート。

 東日本大震災から6年目を迎えます。そして我々、関西の人間にとって忘れることのできない阪神大震災からは22年。今回紹介する、サイエンス社(大阪市淀川区)会長の青山恭明さん。青山さんの震災体験からお話させていただきたいと思います。

 阪神大震災直前、青山さんは人生最大とも言える危機に直面していました。次女が急性白血病になってしまったのです。隔離された病室に入っているため、1日2時間しか面会できません。

「仕事も何も放ったらかして、毎日娘に会うために病院へ通い、それ以外に何もする気が起きませんでした」と、青山さんは振り返ります。

 どうして自分の娘がこんな目に遭うのか……、厭世的な気持ちになっているときに、阪神大震災が起きました。

 ある日、テレビを見ていると被災した中華料理店の店主の男性が出ていました。阪神大震災で、自宅兼店舗が倒壊して家族三人を亡くし、一人になってしまったそうです。青山さんは、その男性が言った言葉が今でも忘れられないそうです。

「僕はこの場所で必ずお店を再開させます。それが家族の供養にもなると思うんです。カメラマンさん、だから僕がお店を再開させたときは、もう一度来てください」

 この番組を見て「家族を亡くしても、頑張ろうとしている人がいるのに、俺は何なんだと、情けなくなりました。娘はまだ生きている。生きているうちにできることは何か。それは、一生懸命働くことだ。娘には週末会いに行けばいい」と、青山さんは思い直したそうです。

 そんな青山さんが開発したのは、お風呂につかるだけで、身体を洗い、身体が温まる効果も増進される夢のようなお風呂、1970年の大阪万博時に話題をさらった、今はなき三洋電機が開発発表していた「全自動人間洗濯機」を彷彿させる商品です。

UAEの王族を前に商品説明をする青山会長

マイクロバブルトルネードとは?

 大阪の地下鉄の大動脈と言えば、地下鉄御堂筋線、梅田から途中地上に上がり、淀川を渡るとすぐに新大阪駅。その新大阪に近づくと車内アナウンスで『マイクロバブル入浴装置のサイエンス~』と聞こえてきます。また、テレビCMで「マイクロバブルトルネードで油性マーカーが落とせるか!?」などと水と泡だけで、石鹸も使わずに油性マーカーが消えてしまう様子を見たことがある方もいるかもしれません。

 これを開発したのが、青山さん率いるサイエンス社であり、「マイクロバブルトルネード」です。マイクロバブルについては、一般社団法人ファインバブル産業会(以下、FBIA)という組織が設けられ、精密機器、化粧品、洗浄、環境改善等々幅広い活用について検討が行われています。このFBIAが唯一認めている製品が本日のサイエンス社の「マイクロバブルトルネード」です。

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