<好評6刷>(2006年8月)
小さい会社が生き残る!市場を制すモノづくりの極意とは--。
東京の大田区にあったその会社は、典型的な零細企業であった。社屋は築三十年以上経過した木造二階建てで、排気ガスで建物全体が煤けたみすぼらしいものだった。
しかしそれは世を忍ぶ仮の姿。実は黒字を隠さなければならないほどの「超」優良企業であった--。
マーケットが小さいために大企業では引き受けたがらない商品を、数年かけて確立したオンリーワン技術で開発。それを少量だけ製造し、高い付加価値を付けて売ることで、ばく大な利益を叩き出す。
本書では、「ニッチ」をめざして成功した18社の事例をひもとき、したたかに生きるニッチ企業の秘密を探る。
独立心のある企業主、ビジネスマンにとって、まさに必読の1冊。