WEDGE REPORT

2019年3月12日

»著者プロフィール

 レジェンドが苦しんでいる。シアトル・マリナーズのイチロー外野手が11日(日本時間12日)のオープン戦出場時点で6戦16打席連続無安打(四球を含む)となり、通算23打数2安打2打点3四球、打率.087と1割を切ったまま低迷を続けている。マイナー契約でスプリングトレーニングに招待選手として参加している立場だが、成績だけみればメジャー昇格は非常に厳しい状況と言わざるを得ない。

オープン戦前に多くのファンからサインを求められるイチロー(AFLO)

〝最重要事項〟

 だがイチローは故障でもしない限りは、間もなくメジャーへ昇格することになるだろう。言うまでもなく3月20、21日に日本の東京ドームでオークランド・アスレチックスとのMLB開幕2連戦が組まれているからだ。

 大会主催者のMLB、そして日本野球機構(NPB)、読売新聞社としてはマリナーズのベンチ入りメンバーにイチローが加わるか否かは〝最重要事項〟。その辺りの事情はマリナーズ側も当然ながら百も承知でジェリー・ディポトGMが明言している通り、日本の誇るスーパースターのメジャー昇格を規定路線としてとらえている。

 日本での開幕2連戦は25人から補充要員3人を含めて28人に枠が増えることも手伝い、失礼を承知で言うが〝客寄せパンダ〟としてのメジャー昇格であったとしても批判は起こるまい。

関連記事

新着記事

»もっと見る