矢島里佳の「暮らしを豊かにする道具」

2019年6月28日

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矢島里佳 (やじま・りか)

株式会社和える 代表取締役

1988年東京都生まれ。職人と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から全国を回り始め、大学時代に日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事を始める。「日本の伝統を次世代につなぎたい」という想いから、大学4年時である2011年3月、株式会社和えるを創業、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2012年3月、幼少期から職人の手仕事に触れられる環境を創出すべく、 “0歳からの伝統ブランドaeru”を立ち上げ、日本全国の職人と共にオリジナル商品を生み出す。テレビ東京「ガイアの夜明け」にて特集される。日本の伝統や先人の智慧を、暮らしの中で活かしながら次世代につなぐために様々な事業を展開中。

 みなさんは、インドア派? アウトドア派?

 私は昔からインドア派である。用事がなければ家から一歩も出たくないタイプ。

 仕事の打ち合わせも、職場かカフェ。そんな私が、ひょんなことから、朝ピクニックミーティングをすることになった。

 早朝ミーティングをしようという話になり、朝から空いている創造性を高めてくれそうなカフェを探したのだが見つからず……。

 カフェがないからミーティングができない……と困っていたら、「池の側で朝ごはんを食べながら、早朝ミーティングをしたら?」というアイディアが出た。

 なるほど。早朝ミーティングはカフェだと思い込んでいた。このとき私は、自分がいかに都会の人工物に囲まれた人間になってしまっていたかということに気がつかされた。カフェがなくても素敵な仲間がいればミーティングはできるではないか。

写真提供:ウッシー 写真を拡大

 朝ピクニックミーティングが終わった瞬間、「もう1回やりたい!」と心の底から思った。

 朝ピクニック、とにかく気持ちがいい。自然の中に身を置いて朝ごはんをいただくことが、こんなにも心地良いのかと知った。

 気持ちが良くて、なんだかミーティングも自然とクリエイティブに。

 気心知れた仲間と、近所の美味しいパン屋さんで手に入れたパンと共に、より美しい日本を育むためのわくわくする話をする。素敵なカフェもいいけれど、カフェがないなら朝ピクニックミーティング。

 私にとって、朝ピクニックは特別な存在となった。

写真提供:筆者 写真を拡大

 そしてこの朝ピクニックで大活躍したのが、友人から贈られた秋田杉の一枚板から作られた大皿。

 お家の中で使うのももちろん良いのだが、この子もお外に連れ出すとなんだか嬉しそう。ピクニックと伝統産業品、実はぴったりな組み合わせ。

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