ペットビジネス最前線

2013年12月24日

»著者プロフィール
閉じる

成田 司 (なりた・つかさ)

ブリーダー、ペットショップ、ドッグカフェなどに勤務し、ペット業界を幅広く知り尽くす。現在は日本版ティアハイム(保護施設)建設を目指すGiraf Project(http://somode.info/giraf/)を主催。

 年齢と共に時間の流れが速く感じると言われていますが、今年も本当にあっという間でした。

 皆さまの2013年はどんな年でしたでしょうか?

 ペット業界においての2013年は、何といっても「動物愛護法」の改正という大きなイベントが話題の中心だったように思われます。

飼い主の責務についても明記

 生体の展示販売時間・販売日齢の規制、ペットオークションの業者登録義務化、対面販売と飼育説明の義務化、販売不能になった生体の終生飼育確保の明言化、個体別の記録簿の作成と自治体への報告の義務化などが業者に対しての主な改正点です。これにより生体販売を主軸としている業者は、その対応策として施設の改修や営業時間の変更、中には取り扱う生体の種類の変更を余儀なくされる事態となりました。また、ペットのイベント等での生体展示に関しても、その方法や飼養環境への配慮にも気を遣わなくてはならない状況となりました。

販売側はもちろん、問われる飼い主の責務とは…

 今回の改正では、業として営む側への規制が強化されただけではなく飼い主側(動物の所有者)に対する責務に関しても明記されました。

 「動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました パンフレット」環境省

<動物取扱業者編>
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2508a.html

<一般飼い主編>
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2508b.html

 年末を迎え、クリスマスプレゼントとして仔犬や仔猫など新しい家族を迎えようという方も多くなる時期です。活気を取り戻すペットショップに出かける前に「動物を飼う」ということを「改正動物愛護法」を参照しながら改めて考えてみるのも一興かと思います。

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る